段取り八分

日記的なもの

「段取り八部(だんどりはちぶ)と言う言葉は、若い時から耳が痛くなるほど聞かされた。
と言っても本当に耳が痛くなったことはないが、仕事を失敗して胃が痛くなったことは多々多々ある。
何の前準備もすることなく 勢いにまかせて仕事を始めてしまい、結果 途中で行き詰り「気合と根性」だけでは収拾がつかなくなり途方に暮れてしまったことが何度もありました。

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段取り八分、仕事二分

「段取り八部」と言う言葉を、聞いたことがありますよね。

「仕事の良し悪しは、その仕事に取り掛かる前の準備で8割がた決まっちゃうよ」

っていう、仕事に対する事前準備の大切さを説いたことわざです。

正式には「段取り八分、仕事二分」または「段取り八分、仕上げ二分」と言うそうです(知らんかった)。

「的確な事前準備(段取り)を終わらせることが出来れば、その仕事の8割を終わらせたのと一緒よ」ってことでしょうか。

それより以前から気になっていたが、仕事の良し悪しが事前準備で8割がた決まるのだったら、、、

「段取り8割」が正しいのでは?

でも調べて分かったんですが、「分」はもともと「10分の1=1割(10%)」を指す単位だそうです。

なので、「八分」は現在の「8割(80%)」ということになります。

また、「八分」には「腹八分目」といった使われ方もしているように、「ほとんど」や「ほどほど」という意味がありそうです。

「分」つながりでいうと、「九分九厘」という言葉がありますよね。

これも、現在の「9.9%」でなく「9割9分(99%)」になるんですね。

これは子供の頃にテレビで見た「吉本新喜劇」で、

「九分九厘、準備が整いました!」

「じゃあ、準備万端だな」

「いえ、残りの9割1厘は まだ出来ていません」

「どっちやねん!」

みたいな話があったんですが、当時小学生だったんですが「笑いの意味」は分かってました。

野球が好きだったので、打率でいうところの「2割3分4毛」が「23.4%」という確立だということを知っていたおかげで、僕もテレビ越しで笑ってました。

これって、どうでもいい話ですね。

今、僕が書いている記事も「話の内容とか道筋なんかを考えず行き当たりばったりで書いているので、話の行方が分らなくなってきてますね。

これでは「段取り八分」ではなく「段取り取らず」な行動ですね。

急がば回れ

仕事を始めたばかりの頃は、何をどうすればいいのかよくわからないまま行動していました。

当たり前のことだが職人さんみたいに上手に仕事ができるわけもなく、焦っては失敗し、また焦って閉まって更に失敗するみたいなことを繰り返してた気がします。

「パニック状態」ですね(笑)

そんな時こそ、いったん冷静になって的確な事前準備(段取り)を組み立てればいいんですが、当時はそんな余裕はなかったですよ。

でも失敗を積み重ねながらも、少しずつ成功するようにはなるもんです。

そうすると自分の心に少し余裕ができて、焦ってすぐに仕事に取り掛かるのではなく仕事の流れをイメージしながら仕事の順番(段取り)を組み立てることを考えれるようになってきました。

それでも、焦って失敗したり見当違いな段取りを組んでしまったりの繰り返しでしたが、、、

いろんな方々に迷惑をかけてしまいましたが、こんな僕でも少しずつですが成長してきたのではと思います。

長きにわたりお世話になった職人さんの

「あわてるな、落ち着け!」

の言葉が、今も心に響きます。

失敗してしまった時こそ、焦らず冷静さを保ちつつ時間をかけてでも失敗を確実に挽回できるための段取りを組み立て直すことが大事だということを教え続けてくれました。

「急がば回れ」はほんとに大事です。

残念ながら、お世話になった職人さんは「がん」でこの世を去ってしまいました。

僕も「前立腺がん」と「左大腿骨頸部骨折」で、もしかしたら棺桶に片足を突っ込んでいるのかも知れませんが、今の仕事が出来るかぎりは職人さんの言葉どおりに行動できるよう頑張るつもりです。

今の僕でも出来る仕事があるのなら、僕のできる範囲内で「段取り八分、仕事二分」で頑張っていきます。